BBW

【注意】
今日の記事も無駄に長いです。
本当に長いです。
食べた記録しかありませんので、興味のない方はお読みにならないでください。
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昨日は寒かったですね。
一昨日がものすごく晴れて暑いくらいだったので、そのギャップに参ってしまわれた方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
寒いだけだったらまだ良かったですけど、風も強いし、おまけに雨も降ってきちゃって散々な日でした。
たぶん、私がこんなことを企んでいたせいなんじゃないかと・・・。
(ちゃんと仕事しろ!って)
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飲み会の参加者を事務所内の回覧で募ってみたのです。
『ベルギービールウィークエンド 名古屋 2013』
昨年初めて行ったのですが、とっても楽しいイベントなのです。
場所は久屋大通公園。
ゴールデンウィーク期間中の開催です。
63種類のベルギービールを飲むことができるこのビールのお祭り。
いつもの女子会メンバーだけでは、いろんな種類を飲むにしても限界があるので、今回は参加者を増やして、より多くのビールを飲んでみたいと思ったわけです。
なのに、なのに、なのに~!!
朝、チラシを作って回覧を始めた辺りから曇り始め、午後の巡回中に雨が降り始め、巡回を終えて事務所に帰る頃には風も強まって寒い寒い。
今回の祭りは日本酒の熱燗じゃなくてビールなわけで、こんなに寒い中でビールを飲むなんて無理っ!!
ってことで、泣く泣く「延期」の紙を掲示したわけです。
が、女子会メンバーは「延期」=「祭りは後日開催で、今日もどこかへ行くよね。予定空けてあるし。」なわけです。
さて、どこへ行こう。
う~ん。
「そうだ!」
急に閃きました、タイ料理のお店です。
昔、友達に連れられて1回だけ行ったことがあったのですが、今まで経験した中で一番
「入るのにものすごく勇気がいる、っていうか、ドアを開けるまで本当にここで合ってるのか不安になる」
お店です。
とってもおいしかったんですが、入店時の不安な気持ちが記憶に残っていたお店です。
よし、行ってみよう。
早速予約の電話をかけたのですが、誰も出ず。
なんで?
事務所からは遠くないので、とりあえずお店に行ってみることにしました。
私以外はもちろん初めてお店に行くわけです。
私の記憶もかなりぼんやりしています。
大丈夫かかなり不安でしたが、とにかく地図の通りの場所にお店の看板はありました。
2階へエレベーターで上がります。
「・・・。」
完全に雑居ビルの普通のスナックのドアです。
中は全く見えません。
そして、ドリルの轟音がきこえます。(かなりの轟音)
やっぱり今回も不安。
ものすごく躊躇します。
「本当にここ? あ、でも、ちゃんと《お店の名前》書いてあるよ」
勇気を振り絞って、ドアへ近づく私たち・・・。
そしたら、手前の本当のタイのスナックのドアが開いて、白衣を着たコックさんのような人達が私たちの目指すドアの方へ歩いて行きました。もちろん、日本人ではない、たぶんタイの方たち。
結局、自分たちの手でお店のドアを開けることなく、ドア全開。
お店の中ではポロシャツを着た、健康的な女性が「あと1時間」って電話で話してました。
私たちに気付くとお店の席へ通してくれました。
「ガガガガーッ!!!」(ドリルの音)
厨房工事中です。
お店の女性「今、工事しててあと1時間くらいかかります」
だそうで。
席に落ち着いてから言われたので、そのまま1時間店内で待つことにしました。
料理はできないけど飲み物は出せるということで、生ビールをオーダー。
あと、ハムなら出せると言われるがままにハムオーダー。
とりあえず、生ビールで乾杯。
が、ハム来ず。
「ごめんなさい、ハムも切れないです。(厨房が工事中だから)」
と、豆を持ってきてくれました。
豆でしのぐこと1時間。
ようやく工事終了。
その頃には満席。
1番にオーダーを聞きにきてくれたのに、ちゃんと注文する料理を決めていなかった私たち。
1時間もあったのに。
でも、気になる料理をまとめて一気に注文しました。
お待たせしました。
ここからやっと料理の写真がでますよ。
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ハム。
ちょっと酸味もあって、ゼラチン質の粒々が混ざった、初めて食べる感じのハムでした。
付け合わせのキュウリとキャベツは普通ですが、まあ、ピーナッツもいいんですが、写真左上部の薄黄色の、何か分かりますか?
生のショウガのスライスです。
大きいです。しかも1mmくらいの厚みがありました。
フレッシュ生姜をかじるというのが、なんとも新鮮でした。
辛みに悶えながらも2枚頂きました。
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ビールのおかわりはシンハービール。
クセがなくて、ゴクゴク飲める感じのビールでした。
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ヤムウンセン。
春雨のサラダです。
温かいです。
海老・きくらげ・イカ・ビーナッツが入っていて、セロリなどの香味野菜が爽やかに鼻に抜ける感じです。
辛すぎなくておいしかったです。
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イチオシはこれです。
料理名は覚えてない(イチオシなのに)のですが、海老を魚のすり身で包んで春巻きの皮を巻いて揚げてあります。
スイートチリソースをつけて頂くのですが、フワッと柔らかくて本当においしいです。
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ひき肉の炒め物(またもや料理名分かりません)。
写真左側のレタスとセットで出てきます。
真ん中奥はもち米。
このひき肉の炒め物はレタスで巻いて食べてもおいしいですが、ごはんがすすむ味付けです。
甘辛く炒めてあるので、そぼろご飯タイ風味みたいな感じになります。
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そして鍋。
タイの鍋といえばトムヤムクンしか知らなかったのですが、何種類もお鍋のメニュがありました。
今回は辛くない鍋を教えてもらってその中のおススメを注文。
白菜・玉子豆腐・春雨・鶏ひき肉だんごが入ったやさしいお味のお鍋。
2日目に雑炊にするのもいいね、って感じのスープでした。
土鍋とお茶碗が日本のだったので、日本の鍋っていわれても違和感ない味でした。
かろうじてキノコがタイ感を出してた感じです。
3人にしては、ちょっと注文しすぎたね~っていうくらいのボリュームでお会計は9500円。
お値打ちです。
また行きたいです。
午前様直前に帰宅し、リラックスして就寝。
フラフラ~。
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砂漠の中を彷徨い歩いていたら、水が見えてきました。
「これは夢?」
砂漠のオアシス?
さらに向こうに街が見える。
「何かしら?」
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「ベ、ベルギービールウィークエンド?」
私、夢を見ているのかしら?
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現実です。
さっき行ってきました。
午前中お仕事を粛々と進め、区切りがついたので連休開始。
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まずは、チケットボックスでスターターセット3,100円を購入します。
(追加のコインは5枚1000円です)
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専用グラス・コイン12枚・ポケットガイド(これものすごく重要)・イベントガイド(会場マップにもなっています)・持ち帰り用のビニール袋・おまけのフリスク
その場でリストバンドを巻かれます。
(明日以降も続けて参加される場合は、チケットボックスにグラスを持参すればまた巻いてくれるそうです。このバンドを巻いていればアルコールを提供してもよいという印のようです)
写真を撮っていたら、いきなり紙が風に煽られてグラスが倒れ、コインが地面に散らばりました。
拾って下さった皆様ありがとうございました。
グラスはうまくキャッチできて無傷でした。
まずは、ポケットガイドを見ます。
このガイドには、今回提供されるビールのそれぞれについて文章と「甘味・酸味・苦味・コク・キレ・香り」のチャートで紹介されています。
10タイプ63種類のビール紹介が全部載っているので、これを見ているだけでも楽しいです。
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飲みたいビールが決まったら、タイプ別の色と番号、ビールの名前をマップの中から探します。
マップには、ビールの売り場と必要なコインの枚数が書いてあります。
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私は苦いビールがあまり得意ではないので、今回は「甘味」重視で探してみます。
『グーデン・カロルス・キュベ・ヴァン・ド・ケイゼル・ブルー』(スペシャルビール)
 甘味3・酸味1・苦味1・コク3・キレ1・香り3(最高4)
これに決めました。
ただ、心配なのがアルコール分。
なんと11.0%です。
大丈夫でしょうか。
コインも最高枚数の5枚。
マップで確認して、ブースへゴー。
「ぐーでん・かろる・・・」
くらいでオーダー通じました。
お店の人が続きを言って下さいました。
蓋がコルクでできたビールです。
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唐揚げ大好きな私は迷いなくおつまみはこれ。
 ↓
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クリスピー・フライド・チキン
去年も食べました。勝手に「ザンギ」って呼んでいます。
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では、カンパーイ!
透明ではなく、濁った感じのビールです。
甘味が強く、口の中にも甘い香りが広がります。
かなり甘いです。私は大好きな味です。
ビールですが、ゆっくりチビチビ飲みたい感じです。
冷えてなくても大丈夫ではないでしょうか。ちょっとぬるいくらいの方が香りが楽しめそうです。
1杯飲みきる頃にはちょっと頭がボンヤリしてきて、いい気分になりました。
明るい時間にフワフワとした気分になるのもたまにはいいですね。
ビールを飲み終えたらグラスは専用の洗い場で洗います。
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グラスリンサー。
こうやってグラスをひっくり返してかぶせたら、上から手で押します。
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勢いよくシャワーされて、3秒でグラスが綺麗になっちゃいます。
このグラスは持ち帰ります。
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お気づきでしょうか。
私、一人で行ってきました。
おひとりさまです。
ちょっとさみしかったです。
フワフワした気分と寂しさが重なって、別の女性グループに混ぜてもらえないか頼みに行くところでした。
誰か、一緒に行って下さい!!