夏の北アルプス

お盆休みに、立山連峰に登ってきました。

目指すは、標高3003mの雄山山頂。
ですが、今やケーブルカーと高原バスで、ひとっとびに標高2450mの室堂まで連れて行ってもらえます。

山岳信仰の聖地と言われ、極楽である雄山山頂まで登ることで新しい自分に生まれ変わることができる、らしいです。

2日目早朝の午前4時30分起床、5時出発。
既に日の出の時間は過ぎていますが、ひんやりとした気持ちのいい朝の空気を吸って、さあ出発です。

途中、残雪が残る登山道をテクテクと歩きます。
舗装されていて歩きやすい登山道を、1時間弱ピクニック気分で進みます。
文明の力、ありがたや~。

天候に恵まれいい気分。山頂までの標高差600mも遠くは感じません。
山腹には、可愛い花姿の高原植物が、目を楽しませてくれています。
旅行前は、登れるのかな( ;∀;)とテンションもやや低めでしたが、今ここは北アルプス。
どこを見ても絶景で、ワクワクしてきました!

ホテルを出て1時間、標高2700mまで来ました。
さあ、これからが本番の山登り。残りの300mは私のような初心者で、高所恐怖症に私にとっては厳しい岩場が目の前にそびえます。

目印に沿って、目線は手許と上
1メートル先だけに集中です。
決して後ろのの斜面を視界には入れません。
それでも足元がゾワゾワします~(‘;’)遠くの景色に目を遣ると、今朝出発した宿泊先がすごく遠くに見えました。

山頂到着は、午前7時頃。2時間ほどで、無事雄山を踏破しました。
3003mからの絶景を楽しみながら、富山名物マス寿司のお握りをいただきました。
遠くには、富士山も拝めました。

新たな自分に生まれ変わったかは定かではありませんが、
リフレッシュできたのは間違いありません。

ヤッホー、アルプス!