木曽駒ケ岳~天狗岳

お天気の良い週末、木曽駒ケ岳&天狗岳の雪山二連投にチャレンジしてきました。

まずは中央アルプス、木曽駒ケ岳。

赤い建物がホテル千畳敷で、展望カフェからは富士山までがよく見えました。

ここまではロープウェイで一気に上り、降りればそこはもう標高2611m、

一面の銀世界です。

 

スパッツとアイゼンをつけて、いざ出発。

風もなく、最高の天気に恵まれて登っていると汗ばむくらいでした。

この辺りはまだ緩やかな登りですが、これから先は少し急登です。

 

 

息を切らしつつ急登を上りきり、乗越浄土という稜線に出ると、さすがに

風が強く、冬山の寒さを実感しました。

右が木曽駒ケ岳の山頂、左奥に見える雪をかぶっているのが、事務所の

ある大名古屋ビルヂングからも見える御嶽山で、圧倒的な存在感でした。

 

そして翌日は天狗岳へ。

天狗岳は八ヶ岳連峰の山で、東天狗岳と西天狗岳の東西二峰からなり、

写真は東天狗岳の山頂です。前日の木曽駒ケ岳とは違って、この山頂への

行程は少しスリリングなものでしたが、それだけに山頂に立った時の喜びは

ひとしおでした。

 

天狗岳からの下山は、斜面を横切るトラバース(一番手前に見える人の

少し先、左へ伸びている道)する道を選び、これまたピッケルを使いながら

の緊張感を伴う時間でしたが、雪山の下山は楽しく(足への負担が少ないの

です!)あっという間に途中の山小屋・黒百合ヒュッテまで降りてきました。

 

ヒュッテから登山口までは、こんな森の中の道を歩きます。

朝は雪が積もった木の間から射す木漏れ日を見ながら、帰りは少し傾いた

陽射しを浴びながらの樹林帯歩きは本当に気持ちが良いです。

 

 

登山は好きだけど雪山はちょっと・・・と思っていらっしゃる方、是非一度経験してみて下さい。

万全の装備と、天気予報を含めた事前の下調べを充分にしていけば夏山よりも楽しめるかもしれません。