遊んでいて休んでいる資産…。

新しい認定医療法人制度が始まってはや2ヶ月。

今度の認定の条件は、より公益法人に近い形になることが条件です。

その中のひとつに、遊休資産が医業の事業費を下回る、というのがあります。

この遊休資産、なんと「現預金」も医業に使ってない遊休資産なのです!

 

医業にこの言葉を使うのは何ですが、利益率の高い業態で、役員報酬で出すのも限度があるし…という法人は、現預金がいっぱいあるから持分評価が下がらず、退職金で出すのも限度あるから相続に備えて持分なしに、となるのに、現預金は目的定まってない資産だから遊休資産だ、公益法人という形を利用して租税回避しないよう、何かしら医業での目的を付けて保有しなさい、ということのようで。

 

診療報酬で売単価も決まっているので、多くの患者さんを診てる腕のいい先生でスゴい売上だけど役員報酬は貰いすぎちゃいけなくて、溜まった利益は出しちゃいけない(配当禁止)、それで自然に現預金が溜まっちゃったら今度は遊休資産あるから持分なしにできないですよ、何かあったら相続税はいっぱい払ってね~、とは、なかなか無理難題な😅

一休さんもびっくり。

 

まぁ、手は色々あります。それは個別にブレインパートナーへご相談を🎵

 

この遊休資産=遊んでたり休んでたりしている資産のことを考えていたら、そうか、わが家の息子みたいなものか、目的定まってなくてゲームやってだらだら過ごしていて…と、何だかイライラした次第でした。

さて、目的が定まれば化けるのでしょうか。