助成金の動きについて

毎年、4月や10月になると、法改正が施行されたり、
助成金が新しく出て、消えて・・・
新陳代謝の活発な時期なのかもしれません。
助成金の動きを見てみると、
例えば、いわゆる特開金、正式名称は特定就職困難者雇用開発助成金といいますが
今年に入って大きな動きを見せています。
この助成金は、文字通り就職が難しい求職者(高年齢者、母子家庭の母等、障害者)を
雇用することで受給対象となり、
これまでは、中小クリニックの場合、高齢者又は母子家庭の母で
常勤であれば90万円でしたが、
今年5月から雇用した人からは60万円となりました。
また10月からは支給要件が追加され、過去に特開金を受給している場合
雇い入れ1年後の離職割合が50%を超えていると受給することができません。
雇用助成金は、対象期間前後の1年間に解雇していると受けられなくのは
よく知られていますが
この助成金の離職割合については、
解雇により離職した場合だけに限りません。
特開金以外にも10月から助成金に動きがありますので
受給されようとしたときは、一度ホームページでご確認された方がいいでしょう。
A.O