第2回 税理士試験合格体験記

こんにちは、MAC&BPミッドランド税理士法人の石田です。
私は簿記論・財務諸表論・法人税法・相続税法・消費税法の試験を受験しました。
そんな私の体験をお伝えしたいと思います。

令和2年度(第71回)税理士試験まで、2か月を切りましたね。
模試や答練などの試験本番をより一層意識した勉強時期に入っていることと思います。
また模試や答練などの結果に気持ちを振り回されたり、唐突に不安が押し寄せてきたりと精神面でもつらい時期だと思います。

① 勉強方法
私が試験勉強をしていた時期は大学生でしたので、1日8時から21時を勉強時間とし、理論暗記と答練を行っていました。
特に答練での時間の使い方・回答の書き方と答え合わせした後に理解不足な点を再度条文・教材に戻って見直しを行うことに重点を置きました。
また答練で自分がケアレスミスしやすい点をまとめるようにしました。私の場合には電卓から回答用紙への転記で数字を書き間違えることが多かったです。

② 気持ちの整理
「努力は裏切らない」との気持ちで合格通知を受け取るイメージを持って試験勉強に取り組みました。
勉強を取り組んだら取り組んだ分だけ自分の力になり、試験勉強は努力が報われやすいと個人的に考えております。
今までの自分の努力を試験本番にすべて出し切ることができれば合格できると思うことができるほどやり切るしかないのかなと思います。
答練の点数や順位に落ち込むときは「本番ではなくてよかった、見直しをしっかりしよう」、不安が押し寄せていたら「今はやり切るしかない」、それでもつらいなら勉強を切り上げてジョギングをして頭を空っぽにしました。
気持ちで負けなければ、何度だって挑戦できます。松下幸之助さんの名言があります。
“成功とは成功するまでやり続けることで、失敗とは成功するまでやり続けないことです。”
合格するまで続けることができれば、合格することができます。

③ 当日直前
試験1ヶ月前から、試験当日のスケジュールを意識して勉強を行いました。
試験開始時間と同じ時間で答練を行いました。
いかにほどよい緊張感をもって挑めるかが大切だと思います。
そのために試験前のルーティンを決め、自分がよくするケアレスミスと自分への応援メッセージ簡潔にまとめたカードを作成し直前にそれをみて気持ちを落ち着けました。
また試験前日には「自分は今まで頑張ってきたことを出し切るだけ」をいい意味で吹っ切って早く休むことが個人的に良かったと思います。

試験受験時に自分が一番良い状態で臨めるように意識して1日1日を大切にしていただければ、きっと皆さまの望む結果に近づくと思います。
皆様が全力を出し切り、望む結果を掴み取ることを願っています。


■ 税理士試験合格体験記(昨年掲載分)
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